どうぶつシリーズは醸造家掛川の趣味にはしったワイン達。そのため通常のカーブドッチワインとは味わいが少し異なります。優しく体に染み入るようなワインを目指して造りました。

2019 おうむ(ツヴァイゲルトレーベ)

 砂質のツヴァイゲルトから造るおうむ。チャーミングなツヴァイゲルトの香りと豊かな果実味、複雑でジワっとした旨みを持つ液体を目指して造っています。
例年おうむは樽を使用して醸造するのですが2019は樽を使用せずステンレスタンクのみで醸造を行いました。そのため発酵で生じたガスが抜けきらず抜栓直後は舌に触れるほどのかすかな発泡感があります。
トップの香りや口に含んだ第一印象はツヴァイゲルトらしく果実味豊か。その陰に酢酸が見え隠れしていて、それが複雑味やジワっとする旨味を感じさせます。抜栓直後まだ少し硬い印象ですが時間とともに様々なスパイスのニュアンスも感じられるよう変化していきました。
今年もなんとなく南仏のワインを連想させる自分の大好きな味わいに仕上がりました。

容量:750ml

価格:3.200円(税抜)

原料生産地:角田浜(自社農園)

 
 
2019 あなぐま(サンジョベーゼ)

あなぐまはロゼと赤の中間のような色と優しい飲み口、そして旨みがギュッと詰まった密度の高い液体を目指して造っています。

自社の砂地のサンジョベーゼを冷蔵室で4℃まで冷やして除梗破砕を行い、不要な微生物が動かないようにコントールをしながら約3日間マセレーションをしました。
その後プレスを行い樽発酵・樽熟成の後、3月に無清澄・無濾過にて瓶詰めを行いました。チャーミングなあなぐま。

2019は鮮やかな明るいルビー色で華やかな香りと柔らかな味わいが特徴です。

トップの香りはサワーチェリーのニュアンスに少し黒っぽい火薬的な香りが感じられます。味わいはいつも通り柔らかでスルスル飲める飲み口。
まだ少し味が閉じているので9月以降に飲むのがおススメです。その後1年間はどんどん美味しくなっていくと思います。

現状3日目にあるかないかの豆を感じるので上手くいけば色っぽさも出るかもしれません。
私の目指す『軽いけど薄くなくキッチリ満足感がある味わい』を今年も表現できました。

容量:750ml

価格:3.200円(税抜)

原料生産地:角田浜(自社農園)

2019 ぺんぎん (ケルナー) 

北海道産ぶどうならではの酸がキレイに喉の奥へ抜けること、そして体に染み入るような優しい味わいを目指して造りました。北海道余市の契約農園さんぶどうを使用しています。
2019は極低温でクラッシュしたぶどうを3日間スキンコンタクトする、どうぶつシリーズで多く取り入れている手法で醸造を行いました。そして発酵中の管理は極酸化的に。皮などから抽出されたタンニンを柔らかくすると同時に個人的にあまり好きでない還元香の生成を抑えています。その後はステンレス製の小樽にて酸素接触を絶って熟成を行いました。
トップに来るのは華やかなケルナーの香り。例年まとわせている綿菓子のようなニュアンスは感じられません。口に含むとかすかな苦味とともにボリューム感ある液体が流れ込んできます。豊かな酸が数多い要素をまとめ、最後に喉の奥へキレイに抜けていきます。
抜栓直後に関しては予想通りの味わいになりました。ゆるふわな2018,2017のぺんぎんも良いですが、多少輪郭をハッキリさせたこのスタイルもまた好みです。
まだ詰めてからの時間が短いのでこれからどんどん変わっていくと思いますがまずは一安心。とても美味しいワインができました。
可能ならば瓶詰めショックから回復する8月頃から抜栓することをオススメします。

容量:750ml

価格:3,200円(税抜)

原料生産地:北海道余市市(契約農園)

 

2019 もぐら(シャルドネ)

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口の中ですっと広がり、そして体に染み入っていくようなワインを目指して毎年もぐらは造っています。2019のもぐらは除梗破砕を行い、一晩スキンコンタクトを行った後にプレスを行いました。その後樽内で発酵熟成しています。発酵中盤で培養乳酸菌を添加し、発酵終了後も澱引きはおこなわず無濾過で瓶詰めしました。一貫して酸化防止剤は不使用です。
2019ヴィンテージも厳しく、決して糖度が十分なぶどうが取れたわけではありません。その分選果を徹底的に行い、その上で皮の力を借りて全体のバランスを取りました。瓶詰めしたてということもあり今は柔らかく茫洋とした雰囲気です。これから瓶内熟成を経ることでふくよかさと硬さが増していくと思っています。
トップにはパイナップルなどの南国フルーツのニュアンスと僅かな柑橘。口に含むとなんのストレスもなく体に染み込むのが分かります。はじめはキッチリ冷やして、徐々に温度を上げながら飲んで頂くと様々な表情が見られるのでおすすめです。

 

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容量:750ml

​価格:3,200円(税抜)

原料生産地:角田浜(自社農園)

 
 

2018 おうむ(ツヴァイゲルトレーベ)

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砂質のツヴァイゲルトから造るおうむ。チャーミングなツヴァイゲルトの香りと豊かな果実味、複雑でジワっとした旨みを持つ液体になりました。

感情が大いに揺れた2018のおうむ。肥大期に雨が降らず、小粒で充実したぶどうがとれて大喜びした収穫。酵母が動いてくれないと慌てた発酵。香りが素晴らしいと驚いた樽入れ。んーー???と思った熟成。蒸留しようか瓶詰めしようか悩んだ樽出し。
色々ありましたが出来上がった液体は個人的にドストライクです。

トップは酢酸系の陰に果実とブレット。ミドルはギュッとした凝縮感、アフターは酢酸と樽香とツヴァイの香りがキレイに伸びていきます。『百花繚乱』と表現したくなるほど様々な香りが乱れます。そして食べ物がほしくなる!!
2015に造った『くま』をツヴァイゲルトにしたようなイメージ。もしくは南仏のチャーミングなナチュールのイメージです。
正直まったく狙っていない味わいだったので悔しい思いが沢山ありますが、無事にリリースできて安心もしています。とても美味しい。
ちなみに抜栓直後はマメのニュアンスは全く気になりません。抜栓10日程冷蔵庫に入れても『うっすらあるかな』という程度で支配的になることはない気がしています。
個人的に大好きですが、例年通り今年も一風変わったワインになりました。ご承知おきの上お買い求めください。

 

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容量:750ml

​価格:3,200円(税抜)

原料生産地:角田浜(自社農園)

 

2019 やまどり鳴く(ラブルスカ)

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 2019ヴィンテージ最初のどうぶつは今年もやまどり『鳴く』です。東北地方のスチューベンをベースにキャンベルやデラウェアなどをアッサンブラージュして造りました。どの品種も強い個性を持つのであえて単一では造らず、各品種の長所と短所を組み合わせながら目指す味わいを造りました。
 やまどり『鳴く』は1気圧程度の微発泡です。この程度の圧だとスパークリングワインというよりも、飲んだ時のボリューム感と爽やかさを増す役割です。瓶内に澱を少し残した状態で瓶詰を行っているので、瓶を立てた状態で保管したものを抜栓すると最後の方は濃いめの澱が混じり味わいが豊かになります。味わいを均一にしたい場合は抜栓5分ほど前に軽く振ってください。
 トップに来るのはピンクグレープフルーツとイチゴを想わせる華やかな香り。口に含むと柔らかな質感の液体が舌の上に広がり、同時にかすかな発泡感が口の中を刺激します。2019年は昨年に比べ酸が穏やかな印象で、その分ボリュームが増したように感じます。 第一印象はジュースのようで一般的なワインと味が大きく異なりますが、こんなワインも魅力的だと思います。

 

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容量:750ml

​価格:2,800円(税抜)

原料生産地:青森県・山形県

2019 やまどり飛ぶ(ラブルスカ)

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 東北地方のスチューベンをベースにキャンベルやデラウェアなどをアッサンブラージュして造りました。どの品種も強い個性を持つのであえて単一では造らず、各品種の長所と短所を組み合わせながら目指す味わいに近づけました。
気圧は昨年と同じく3.5気圧程度です。
トップに来るのはピンクグレープフルーツやイチゴの香り。口に含むと細かな泡と共に柔らかな質感の液体が広がります。わずかな濁りがありますが、むしろ濁りと共に飲んだほうがより複雑味が感じられると思います。
発泡性ですが合わなくなってからも十分楽しめるワインですから、ぜひ数日かけて飲んでみてください。

 

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容量:750ml

​価格:2,800円(税抜)

原料生産地:青森県・山形県

 
 

2017 ふらみんご(ピノノワール)

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ピノ・ノワールから造るふらみんご。
自社農園の樹齢20年以上のぶどうを使用し、亜硫酸無添加で体に染み入る優しい味わいを目指して造りました。
この年は除梗破砕を行い発酵前に酢酸系を動かしています。それによりピノ・ノワール本来の華やかさと艶っぽい酢酸が混じり、素晴らしい香りを持ちました。
味わいは除梗を行っているので青味が少なく、抜栓直後は大人しめですが時間と共にミドルが膨らみを増していきます。
残念ながら常温保存、抜栓3日目に豆っぽいニュアンスが出てきました。冷蔵保存なら抜栓4,5日は持つようですが、できるなら抜栓当日か翌日には飲み切ってしまうことをお勧めします。
極端な砂質土壌の角田浜で作るピノ・ノワールは何もせずとも香り高いピノができるのですが、やはり自分好みの酢酸をまとわせた方が圧倒的に好みです。生産本数600本足らず。リリース時の在庫本数が500本足らずなので少量しかご案内できず心苦しいですがどうぞよろしくお願いします。

 

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容量:750ml

​価格:4,200円(税抜)

原料生産地:角田浜(自社農園)

 

2018 むささび(ブランドノワール)

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 トップに感じる硬質感と白桃やリンゴの香り、ジワリと広がる旨み、そして体に染み入るような優しい味わいを目指して造りました。使用したのは契約農園産のカベルネ・ソーヴィニョン100%です。ステンレスタンク内で発酵熟成した後瓶内二次発酵を行いました。今回は3気圧程度とで控えめな泡立ちで造りました。デゴルジュマンも行っていないので、澱がどの程度混じっているかによって味わいが異なります。サッパリがお好みの方はなるべくクリアにして、厚みが欲しい方は抜栓前に澱を軽く混ぜてお楽しみください。その際可能でしたら5分程待ってから抜栓すると吹き出すリスクが大幅に減ります。

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 酸が穏やかな新潟のぶどうではシャンパーニュのようなキリッとしたワインは造ることができません。無理に補酸や極早収獲を行うのではなく、穏やかな酸も一つの個性と認め新潟らしさを表現しました。トップに来るのは白い石を思わせる硬質感と白桃やリンゴの香り。口に含むとう柔らかな泡と厚みある液体が広がります。吹くことはないと思いますが、開栓の際はご注意ください。

 ちなみにむささびは『ラベルの絵から想像する味わい』を自分なりに造ったつもりです。絵のイメージと比べながら飲んで頂けると幸いです。​

 

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容量:750ml

​価格:3,200円(税抜)

原料生産地:新潟市契約農園

 

2018 やまどり舞う(ラブルスカ)完売


鳴く(1気圧・薄濁り)、飛ぶ(4気圧・濁り)、に続く3部作の最後は舞う(スティル・濁り無し)です。
品種の構成は以前のものと同じですが、ベースとなるスチューベンのマセラシオン期間が長いロットを使用しているのでボリューム感が強くなっています。


トップに来るのはピンクグレープフルーツやイチゴのニュアンス。口に含むと程よいボリューム感があり、最後は心地よい酸が喉の奥へと抜けていきます。


生食ぶどうの可愛らしさを前面に出しながらワインとしてのバランスが整っていて、ブレンドの面白さを感じます。
昔から造られてきた生食ぶどうと初めて本気で向き合ったやまどり3部作。

その結果は大きな可能性を感じさせるものでした。


伝統的なワインと全く異なるベクトルなので新しいマーケットを創出するかもしれません。

自分たちが造る意義がある、そう強く思います。 
 

その一方で現在全国の農家の平均年齢は66歳。このワインの原料となっているぶどうは東北の農家さんのものですが、10年後20年後にどれだけ畑が残っているのでしょうか。
畑を残し続けるために自分達は何ができるのでしょうか。
普段は自社農園と契約農家のぶどうばかりを扱う自分としては何かと思う事が多いワインでした。

どうぞお楽しみください。

容量:750ml

価格:2,800円(税抜)

原料生産地:山形・青森

 

2018 ぺんぎん (ケルナー) 完売

北海道のぶどうならではの酸がキレイに喉の奥へ抜けること、そして体に染み入るような優しい味わいを目指して造りました。北海道余市市の契約農園産ぶどうを使用しています。


ケルナーの特性か余市のテロワールなのか、ケルナーは瓶内でのとても固くなる印象があります。
これまでのぺんぎんも詰めたては柔らかな印象ですが、半年~1年の瓶内熟成でトップに硬質すぎるニュアンスが出てきました。そこで2018は熟成段階でかなり酸化方向に振り、柔らかな味わいになるよう醸造しました。
トップに来るのはケルナーの華やかな香りと乳っぽいニュアンス。豊かな果実味と余韻の長い酸の周りには、酸化熟成ならではの柔らかなふくらみがあります。


抜栓初日ももちろんおいしいですが、大化けするのは2日目。液体に粘性が加わりボリュームが増し、甘やかさとかすかな苦みが出た液体に変わるのです。
そして抵抗感なく体に吸い込まれる感覚はまさに自分の好きなニュアンスです。

容量:750ml

価格:3,200円(税抜)

原料生産地:北海道余市市(契約農園)

2018 やまどり飛ぶ(ラブルスカ)完売

 やまどりシリーズ(?)第二弾は『飛ぶ』です。こちらも鳴くと同じく東北のラブルスカ数種をアッサンブラージュして造りました。原料比率もほぼ同じですがガス圧が『飛ぶ』=3.5気圧、『鳴く』=1気圧という違いがあります。

同じような元酒をガス圧違いで造った経験は初めてでしたが、出来上がりは予想より大きく違いが生まれました。

 トップに来るのは懐かしいぶどうの香りとイチゴを想わせる華やかな香り。口に含むと細かな泡と共に柔らかな質感の液体が舌の上に広がり、微かな苦みを伴いながら喉の奥へと流れていきます。澱がどの程度混じっているかによって味わいが異なりますがサッパリがお好みの方はなるべくクリアにして、厚みが欲しい方は抜栓前に澱をよく混ぜてお楽しみください。その際可能でしたら5分程待ってから抜栓すると吹き出すリスクが大幅に減ります。

 『飛ぶ』と『鳴く』同じような元酒を使用していますがデゴルジュマンの工程を経ている分こちらの方が手間がかかります。もし「どっちもおいしいよ!」と言ってくださるなら、2019は手間のかからない『鳴く』だけ造ろうかなと思ったりしています。ご意見絶賛募集中です。

※この後やまどりがリリース予定です。

容量:750ml

価格:2.800円(税抜)

原料生産地:山形・青森

2018 やまどり鳴く(ラブルスカ)完売

 2018ヴィンテージ最初のどうぶつはやまどり『鳴く』です。東北のラブルスカ数種をアッサンブラージュして造りました。これまでデラウェアとキャンベルを使用してペティアンを造ってきましたが、その経験を基に自分なりにラブルスカ系のぶどうと向き合った結果がこのニュアンスです。どの品種も強い個性を持つのであえて単一では造らず、各品種の長所と短所を組み合わせながら目指す味わいを造りました。

 やまどり『鳴く』は1気圧程度の微発泡です。この程度の圧だとスパークリングワインというよりも、飲んだ時のボリューム感と爽やかさを増す役割です。瓶内に澱を少し残した状態で瓶詰を行っているので瓶を立てた状態で保管したものを抜栓すると最後の方が濃いめの澱になり味わいが豊かになります。味わいを均一にしたい場合は抜栓5分ほど前に軽く振ってください。

 トップに来るのは懐かしいぶどうの香りとイチゴを想わせる華やかな香り。口に含むと柔らかな質感の液体が舌の上に広がり、同時にかすかな発泡感が口の中を刺激します。ミドルからアフターにかけてキレイに味わいが続き、長めの酸が余韻をつくっています。ラブルスカの強烈な個性は自分の中で賛否が渦巻きますが、こうして造るとバランスよくなって美味しいと思います。

 そう、このワインを飲むときはぜひ『やまどり』という鳥を検索してご覧ください。その鮮やかな赤はワインの色を、凛々しく伸びる尾はワインの酸を連想するはずです。ともあれどうぶつシリーズで初のラブルスカをお楽しみください。

※ほぼ試験ロットなので数量が少なくて申し訳ありません。

※この後やまどり『飛ぶ』がリリース予定です。

容量:750ml

価格:2.800円(税抜)

原料生産地:山形・青森

 2017 おうむ(ツヴァイゲルト)完売

 

 今年のおうむも赤造り。ツヴァイゲルトが持つチャーミングな香りと豊かな果実味と酸を活かしつつ、旨味がじわっと感じられる液体を目指して造りました。マセラシオンの期間は約2週間。発酵前の低温浸漬時に表面にのみ酢酸菌をわずかに動かしトップとアフターのニュアンスを補強しています。発酵中盤で乳酸菌を添加して乳酸発酵を行ないました。その後古樽にて熟成しています。

  

 おうむは【冷やして飲む赤ワイン】として造っています。常温でも美味しいですが、低めの温度にすることで果実味やタンニン、酸とのバランスがとれて真価を発揮すると考えています。トップに感じるのはサワーチェリーの香りと微かなシナモン。そこに酢酸のニュアンスが華を添えています。口に含むと軽やかなタンニンと果実味、そして旨みを伴った酸味を感じます。なにより喉の奥へ引っ張るような酢酸のニュアンスがたまりません。

 昨年に引き続き個人的に大好きなニュアンスに仕上がっていますが、一風変わった味わいですのでご承知おきの上お買い求めください。

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※販売されるときに【少し冷やして】と一言添えて頂けると嬉しいです。

※7月30日に試飲しましたが、狙っていない豆のニュアンスを極々わずかに感じます。これは発酵前にうまく酢酸菌を動かせなかったのにジタバタしたからです。人間諦めが肝心ですね、反省。とは言えバランスが崩れるほどでは無いです。抜栓後試飲を繰り返しながら冷蔵庫で1週間ほどおいたワインを試飲しましたが、豆感が強くなるわけでもなく、むしろ美味しくなっている印象です。​

容量:750ml

価格:3.200円(税抜)

原料生産地:角田浜(自社農園) 

2017 みつばち(シュナンブラン)完売

 

 2017年のみつばちは久しぶりに酢酸がおとなしめなスタイルです。これは意図してわけではなく酢酸菌培養中(?)に適正条件を整えられなかったため、菌がうまく動かなかったのです。表面のほんのわずかな温度条件がここまで微生物の動きを変えるのかと良い勉強になりました。それでもトップの蜜感とトロリとした甘やかな液体は健在です。

​ 自社農園で栽培したシュナンブランを除梗破砕し、低温で72時間マセレーションました。マセレーション中にわずかに酢酸菌が動きました。その後プレス・デブルバージュを行い樽にて発酵と熟成を行っています。発酵終盤で培養乳酸菌を添加し、発酵終了後も澱引きは行わずシュールリー状態で熟成しました。

 トップにくるのは小さい花のような香り。時間と共にライチのように変化していきます。口に含むとトロリとして甘やかな液体が舌の上に広がり、その後樽由来のバニラやナッツを感じることができます。後味には心地よい苦みが余韻を残しつつ、ジワジワと旨みが広がります。しっかり冷やしていただくとサラダ等によく合います。

 抜栓後2週間程度たったものでも十分楽しめますが、個人的には抜栓後すぐに飲みきってしまったほうが良い気がします。個人的に大好きなワインですが間違いなく一風変わったワインですからその旨ご承知の上お買い求めください。

容量:750ml

価格:3.200円(税抜)

原料生産地:角田浜(自社農園)

2017 いっかく(アッサンブラージュ)完売

 初醸造のオレンジワインです。原料にしたのは順不同でヴィオニエ、ソーヴィニョン・ブラン、セミヨン、ピノ・ノワール、アルバリーニョです。

 2017年は本当に厳しい年で収穫時に成熟していないぶどうも多く出ました。通常そのまま破棄してしまう事が多いのですが、あまりにも多いので『もったいない精神』が捨てることを許さず醸造することにしました。各品種の収獲から10日~20日後に畑を巡り、健全なぶどうのみを順次タンク投げ込みマセラシオンを行いました。最初に収穫したのは約100kgのヴィオニエ。酢酸菌を大いに動かしニュアンスをつけ、その後ソーヴィニョン・ブランとセミヨン、ピノ・ノワールを全房のまま足して1ヶ月マセラシオンを行いました。アルバリーニョだけは別ロットで除梗破砕を行い3ヶ月マセラシオンを行っています。プレス後は樹脂製のタンクで貯蔵し、2018年の1月にアッサンブラージュと瓶詰めを行っています。

 

 亜硫酸をまったく添加していないため、瓶詰後にサンプル瓶を27℃の保温庫にて2週間保管し微生物チェックをしています。微生物的な劣化は見られませんでしたが、可能であれば18度以下での保存をお勧めします。

※無添加でも酵母は亜硫酸を精製するため、裏ラベルに亜硫酸含有と表記しています。

 ビギナーズラックという言葉がありますが今回も正にそれです。結局2017で造ったワインで一番好きなワインになってしまったかもしれません笑。抜栓直後は辛口ジンジャーエールの様な生姜感。それが時間と共にピンクグレープフルーツに変わっていきます。突出した要素が何もなく、本当に様々な料理に合わせやすい液体になりました。

 なぜこんなにも美味しいのか、自分なりに考えるとやはり2017年の気候に理由があります。原料にしたぶどうは糖度が低く酸が高いのですが、通常の未成熟ぶどうと一点大きく違う所があります。それは【フェノールの成熟】です。どのぶどうも種と梗は真っ茶色に変色し、完全に熟した状態でした。これが早採りの未成熟ぶどうと大きく違うところです。高い酸をもちながらフェノールが成熟し切るという新潟ではイレギュラーなぶどう達。だからこそ出しえた味わいなのでしょう。

 2018年もオレンジワインには挑戦する予定ですが全然違う液体になると思います。オフヴィンテージならではの良作(?)をどうぞお楽しみ下さい。 

※生産本数が極々少量のためお渡し出来る数量に限りがあります。どうぞご理解下さい。​

容量:750ml

価格:4.200円(税抜)

原料生産地:角田浜(自社農園)

2017 ぺんぎん(ケルナー)完売

 北海道のぶどうならではの酸がキレイに喉の奥へ抜けること、そして体に染み入るような優しい味わいを目指して造りました。北海道余市市の契約農園産ぶどうを使用しています。

 除梗破砕をした後にプレスを行い、果汁清澄へ。その後極少量の培養酵母を添加しています。狙いは発酵初期により多くの種類の微生物に動いてもらいながらクリーンなワインを造ることです。更に添加菌体数を減らすことで発酵期間を伸ばそうと試みました。結果通常白ワインの発酵は2週間程度で終わるところ、このワインは約1ヵ月半の発酵期間だったので狙い通りの動きはしてくれました。その後培養乳酸菌を添加し乳酸発酵を行っています。熟成はステンレスタンク内で酸化的に行い、仕上げに濾過を行い瓶詰めしました。

 亜硫酸をまったく添加していないため、瓶詰後にサンプル瓶を27℃の保温庫にて2週間保管し微生物チェックをしています。微生物的な劣化は見られませんでしたが、可能であれば18度以下での保存をお勧めします。

 

※無添加でも酵母は亜硫酸を精製するため、裏ラベルに亜硫酸含有と表記しています。

 北海道のぶどうを使用するときにネックになるのはぶどうが持つ高い酸です。もちろん地域特性なのでそのまま瓶に閉じ込めるのも一つの考え方ですが、新潟でワイン造りをしているとその高い酸にどうしても違和感を覚えてしまいます。2017年のぺんぎんは亜硫酸無添加による後半のボリューム感と、酸化熟成することで味わいにふくらみを持たせて自分好みの酸バランスに整えています。

 トップにくるのはケルナーの華やかさと酸化熟成ならではの甘やかな香り。口に含むと適度なボリューム感と心地よい酸が喉の奥へと流れていきます。柔らかさに包まれた酸味と華やかさを感じていただきたいワインです。

 ※低温でステンレスタンク熟成をしているためわずかに発泡感がありますが、発酵由来の炭酸ガスですので安心してお召し上がりください。​

容量:750ml

価格:2.800円(税抜)

原料生産地:北海道余市市(契約農園)

2018 あなぐま(サンジョベーゼ)完売

 2018年は猛暑と少雨のおかげで小粒で果皮の厚いぶどうが収穫できたので『これは赤にしないともったいない!』という理由で初めての赤づくりです。と言ってもマセラシオン期間はわずか5日。発酵開始前の3日間と発酵開始からの2日間です。


薄い色調になると思ったのですが、思いのほか色づいて完全に赤ワインの色になりました。2019年7月現在は例年のあなぐまから感じる特徴的な香りは無く、後味に感じる爽やかで溌剌とした酸が特徴的。このイタリア品種から感じることの多い伸びやかな酸は本当に魅力的で、口に含むと明るいフルーツのニュアンス(サワーチェリー!!)と共に口に広がります。


赤づくりもこれはこれで面白いのかもしれませんが、やはり自分ではいつもの色の薄いあなぐまの方が断然好み。それでもいつもの優しくて体にしみいる液体にはなりました。
常温よりもむしろ冷やして飲むことをお勧めします。

容量:750ml

価格:3.200円(税抜)

原料生産地:角田浜(自社農園)

 
2017 あなぐま(サンジョベーゼ)完売

 今年のどうぶつシリーズはあなぐまともぐらの同時リリースから始まります。2017もどうぞよろしくお願い致します。

 あなぐはロゼと赤の中間のような色と優しい飲み口、そして旨みがギュッと詰まった密度の高い液体を目指しました。ぶどうを冷蔵室で4℃まで冷やして除梗破砕を行い、不要な微生物が動かないようコントールをしながら約3日間マセレーションをしました。プレス時に5%程度の果皮を絞らずにとっておき、一部だけ赤ワイン作りをしました。発酵中にかなり温泉的かつ排気ガス的なニュアンスを出せたので、久しぶりにワインの中に【黒いニュアンス】をはっきりと感じ取ることができます。

 発酵終了ごに乳酸菌を添加しています。1月に樽出し、無濾過で瓶詰めを行いました。

 亜硫酸をまったく加えていないため、瓶詰後にサンプル瓶を27℃の保温庫にて2週間保管し微生物チェックをしています。微生物的な劣化は見られませんでしたが、可能であれば18度以下での保存をお勧めします。

※無添加でも酵母は亜硫酸を精製するため、裏ラベルに亜硫酸含有と表記しています。

 チャーミングなあなぐま。でも2017は鮮やかな赤いキャンバスに一本黒い線が入っているように、優しげな輪郭の中に締りと緊張感を持ち合わせています。飲む温度によって印象が全く変わりますが現状の味わいだとしっかり冷やした方が酸が際立ちまとまりが良くなります。

 今後時間が経つにつれ、この黒いニュアンスが溶けていき旨みとゆるさが増していくと予想しています。先日瓶詰め後約1年経過した2016あなぐまを飲みましたが素晴らしい味わいでした。きっとこのワインもそんな成長をしてくれるので、可能であれば数本手元に置いてその成長ぶりを楽しんでみてください。

容量:750ml

価格:3.200円(税抜)

原料生産地:角田浜(自社農園)

2017 もぐら(シャルドネ)完売

 

 口の中ですっと広がり、そして体に染み入っていくようなワインを目指して毎年もぐらは造っています。2017のもぐらは全房でプレスを行い、樽内で発酵させました。発酵中盤で培養乳酸菌を添加し、発酵終了後も澱引きはおこなわず約4ヶ月間熟成してから無濾過で瓶詰めしました。

 亜硫酸をまったく添加していないため、瓶詰後にサンプル瓶を27℃の保温庫にて2週間保管し微生物チェックをしました。微生物的な劣化は見られませんでしたが、可能であれば18度以下での保存をお勧めします。

 

※無添加でも酵母は亜硫酸を精製するため、裏ラベルに亜硫酸含有と表記しています。

 

 2017ヴィンテージは本当に長く厳しい年でした。特にシャルドネは狙い撃ちをされた感があり、実の状態も完璧とは言えない状態でした。そのため2016のようにスキンコンタクトは行わずすばやく皮との接触を絶っています。全体的にほっそりしたプロポーションですが、例年にはない素晴らしい酸が果実の中に含まれていたので酸を基調に全体のバランスを取っています。

 トップに感じるのはトロピカルな果実のニュアンスと微かな柑橘系と樽です。この地で柑橘のニュアンスを感じるワインが出来るとは!! そしてアフターにかけて溌剌とした酸が伸びやかな味わいの広がりを見せてくれます。瓶詰めしたてなので若干のバラつきは感じるものの、ゆるさと酸が混じりあいなかなか良い状態になっています。今後は段々還元に向かうことで全体的に硬さが出てくると予想しています。

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容量:750ml

価格:2.800円(税抜)

原料生産地:角田浜(自社農園)

​2016 くま(メルロー)完売

 造るごとに品種が変わるくま。2016はメルロー100%で造りました。原料にしたのは新潟市の契約農家産のメルローと自社農園のぶどう達。チャーミングなのにどこか怪しげ、そして体に染み入る優しい味わいを目指して造りました。マセラシオンカーボニックのロット、酢酸菌のロット、ブレタノマイセスのロット、この3つを別々に醸し、発酵終了後にアッサンブラ―ジュするというかなり手の込んだ造り方をしています。発酵終了後に培養乳酸菌を添加し、古樽にて熟成しています。

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 亜硫酸をまったく添加していないため、瓶詰後にサンプル瓶を27℃の保温庫にて2週間保管し微生物チェックをしています。微生物的な劣化は見られませんでしたが、可能であれば18度以下での保存をお勧めします。

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※無添加でも酵母は亜硫酸を精製するため、裏ラベルに亜硫酸含有と表記しています。

 このワインのテーマは「青み」です。日本のメルローにありがちな青い風味を自分なりに解釈し心地よい要素の一つとなるように造りました。トップにくるのはマセラシオン・カルボニック由来の甘やかな香り、その後ろに怪しげなニュアンスが漂います。口に含むとメルローの果実味と酢酸、青みが織りなす複雑な味わいが楽しめます。決して青臭いと感じさせない、要素の一つとしての爽やかな青み。こんな感じだったら大歓迎です。こうやって書くとまたしても変なワインかと思われますが、恐らく2015のくまより万人受けすると思います。

 個人的に最近の流行りが赤ワインを冷やして飲むことなのですが、このワインもキッチリ冷やすとより爽やかに楽しめます。常温の方がふくよかになりますのでお好みでお楽しみください。

※2017年11月1日現在で抜栓後3,4日で微かに豆のニュアンスが出てくるようです。抜栓当日と翌日はあまり気にならないですが、豆臭が苦手な方は早めに飲みきってしまうことをオススメします。

容量:750ml

​価格:2,700円(税抜)

原料生産地:新潟市契約農園、自社農園

2016 むささび(ブランドノワール)完売

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 どうぶつシリーズ唯一のスパークリングワインです。トップに感じる硬質感と白桃やリンゴの香り、ジワリと広がる旨み、そして体に染み入るような優しい味わいを目指して造りました。使用したのは契約農園産のカベルネ・ソーヴィニョン100%です。ステンレスタンク内で発酵熟成した後瓶内二次発酵を行いました。今回は5気圧設定で造っているので(2015は3.5気圧設定)しっかりした泡立ちです。デゴルジュマンは行っていますが、極わずか澱を残しました。

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 亜硫酸をまったく添加していないため、瓶詰後にサンプル瓶を27℃の保温庫にて2週間保管し微生物チェックをしています。微生物的な劣化は見られませんでしたが、可能であれば18度以下での保存をお勧めします。

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※無添加でも酵母は亜硫酸を精製するため、裏ラベルに亜硫酸含有と表記しています。

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 酸が穏やかな新潟のぶどうではシャンパーニュのようなキリッとしたワインは造ることができません。無理に補酸や極早収獲を行うのではなく、穏やかな酸も一つの個性と認め新潟らしさを表現しました。トップに来るのは白い石を思わせる硬質感と白桃やリンゴの香り。口に含むと溌剌とした泡を感じますが、液体自体は非常に柔らかかつ厚みがあります。素直に「美味しい!!」と言っていただけるワインだと思います。吹くことはないと思いますが、開栓の際はご注意ください。

 ちなみにむささびは『ラベルの絵から想像する味わい』を自分なりに造ったつもりです。絵のイメージと比べながら飲んで頂けると幸いです。​

※必ず良く冷やしてゆっくり開栓してください。

※このビンテージは2,700円でリリースするのは難しいと判断し価格を3,200円とさせて頂きました。スティルワインは瓶詰(機械)→ラベル貼り(機械)→販売という流れですが、スパークリングワインは瓶詰め(手詰め)→ルミュアージュ→デゴルジュマン→ラベル貼り(手貼り)→販売という流れになり、かなりの手間とロスが発生するからです。

※すべてのワインを一斉にルミュアージュ出来ないため、2回に分けてリリースを行います。第2ロットは12月頃を予定しております。

どうぞよろしくお願い致します。

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容量:750ml

​価格:3,200円(税抜)

原料生産地:新潟市契約農園

2016 おうむ(ツヴァイゲルト) 完売

 今年のおうむは赤造り。ツヴァイゲルトが持つチャーミングな香りと豊かな果実味と酸を活かしつつ、旨味がギュッと詰まった密度の高い液体を目指して造りました。マセラシオンの期間は約2週間。発酵前の低温浸漬時に表面にのみ酢酸菌をわずかに動かしトップとアフターのニュアンスを補強しています。発酵中盤で乳酸菌を添加して乳酸発酵を行ないました。その後古樽にて熟成し、一度だけバトナージュを行っています。

  

 亜硫酸をまったく添加していないため、瓶詰後にサンプル瓶を27℃の保温庫にて2週間保管し微生物チェックをしました。微生物的な劣化は見られませんでしたが、可能であれば18度以下での保存をお勧めします。

※無添加でも酵母は亜硫酸を精製するため、裏ラベルに亜硫酸含有と表記しています。

 酢酸系の造りならではの旨味と酸がぶどう由来の酸と絡み合い、素晴らしい余韻が楽しめます。そしてトップはツヴァイゲルトの香りを基調に様々な香りがグラスから立ち昇ってきます。個人的には低い温度から始めて温度を上げながら飲んで頂く方が変化が楽しめてオススメです。​珍しく酸が強いので、ちょっと強すぎるかなと感じたら翌日に飲むか温度を上げてお試しください。

 最近自分が好んで飲んでいるワインにとても近い、大好きなワインに仕上がりました。こういうワインを造るとワインは人が造っているんだと再確認します。自分の好きな味に自分自身が寄せているのか、勝手に寄ってしまうのか・・・。僕自身もわからない不思議な関係性。

※間違いなく一風変わったワインですので、その点ご注意の上お買い求めください。

​※画像は2015年のものです。2016はキャップシールが赤に変更になります。

2017年8月28日現在の状況ですが、抜栓2,3日目に「豆臭」と呼ばれる独特の香りが出てくるようです。好み次第ですが、抜栓当日に飲みきってしまった方がこのワイン本来の味や香りが楽しめると思います。この香りは狙っていないので、自分の技術力不足を痛感します。

容量:750ml

価格:2.700円(税抜)

原料生産地:角田浜(自社農園)

2016 もぐら(シャルドネ)完売

 

口の中ですっと広がり、そして体に染み入っていくようなワインを目指して毎年もぐらは造っています。2016のもぐらは12時間程度マセラシオンを行い、皮の成分を取り入れて造ってみました。皮の成分に負けないよう発酵は樽で行い全体のボリュームを上げています。発酵中盤で培養乳酸菌を添加し、発酵終了後も澱引きはおこなわず約4ヶ月間熟成した後濾過を行い瓶詰めしました。

 亜硫酸をまったく添加していないため、瓶詰後にサンプル瓶を27℃の保温庫にて2週間保管し微生物チェックをしました。微生物的な劣化は見られませんでしたが、可能であれば18度以下での保存をお勧めします。

 

※無添加でも酵母は亜硫酸を精製するため、裏ラベルに亜硫酸含有と表記しています。

 このヴィンテージは初のスキンコンタクトタイプです。といってもわずか半日程度ですが、やはりニュアンスはかなり変わっています。これまでの2015までのツルツルとした液体というよりは、もう少しアタックが強くなりました。そのテンションに合わせるように樽もしっかりとついているので「らしくない」と思われる方もいるかもしれませんね。それでも口の中で広がる味わいやジワッとした飲み口は健在です。

 新潟のシャルドネはどうしても酸が低くなってしまいますが、だからこそ生み出せる柔らかな味わいだと思っています。​

容量:750ml

価格:2.700円(税抜)

原料生産地:角田浜(自社農園)

2016 みつばち(シュナンブラン)完売

 

 今年のみつばちも無事にリリースすることができました。現時点では微生物的なトラブルもなく、かなり良い子に育っています。やはり僕はこのワインが大好きだなぁ。トップの蜜感と甘やかでトロリとした舌触り、そして中心を縦に貫く酸を目指して作りました。樹齢8年目のぶどう樹の実を使用し、木樽内で発酵・熟成をしています。発酵終了後も澱引きを行わず、そのまま6ヶ月樽熟成した後上澄みを無濾過で瓶詰めしています。

亜硫酸をまったく添加していないため、瓶詰後にサンプル瓶を27℃の保温庫にて2週間保管し微生物チェックをしています。微生物的な劣化は見られませんでしたが、可能であれば18度以下での保存をお勧めします。

 

※無添加でも酵母は亜硫酸を精製するため、裏ラベルに亜硫酸含有と表記しています。

 

 2015年のみつばちは本当に多くの感想を頂きました、ありがとうございます。2016年も迷うこと無く酢酸系の造りで挑んでいます。ただしトップの除光液的なニュアンスを少し抑えめにしています。そのためバックの酢酸系の酸味や旨みも少し昨年に比べておとなしめです。また2016の白ワインのどうぶつシリーズの中で唯一無濾過にて瓶詰めを行っています。一応各種チェックはクリアしておりますが、出来るだけ低温で保管をしていただくとありがたいです。

 トップにくるのは小さい花のような香り。時間と共により甘くライチのように変化していきます。口に含むとまずは甘くトロリとした液体が舌の上に広がり、そこから喉の奥へむかって旨味が強い酸が走ります。後味には心地よい苦みが余韻を残しつつ、ジワジワと旨みが広がります。少し高めの温度の方が楽しめるかもしれません。

 個人的に大好きなワインですが、間違いなく一風変わったワインですからその旨ご承知の上お買い求めください。

 

容量:750ml

価格:2.700円(税抜)

原料生産地:角田浜(自社農園)

2016 ぺんぎん(ケルナー)完売

 北海道のぶどうならではの酸がキレイに喉の奥へ抜けること、そして体に染み入るような優しい味わいを目指して造りました。北海道余市市の契約農園産ぶどうを使用しています。

 除梗破砕をした後にプレスを行い、果汁清澄へ。その後極少量の培養酵母を添加しています。狙いは発酵初期により多くの種類の微生物に動いてもらいながらクリーンなワインを造ることです。更に添加菌体数を減らすことで発酵期間を伸ばそうと試みました。結果通常白ワインの発酵は2週間程度で終わるところ、このワインは約1ヵ月半の発酵期間だったので狙い通りの動きはしてくれました。その後培養乳酸菌を添加し乳酸発酵を行っています。熟成はステンレスタンク内で酸化的に行い、仕上げに濾過を行い瓶詰めしました。

 亜硫酸をまったく添加していないため、瓶詰後にサンプル瓶を27℃の保温庫にて2週間保管し微生物チェックをしています。微生物的な劣化は見られませんでしたが、可能であれば18度以下での保存をお勧めします。

 

※無添加でも酵母は亜硫酸を精製するため、裏ラベルに亜硫酸含有と表記しています。

 

 北海道のぶどうを使用するときにネックになるのはぶどうが持つ高い酸です。もちろん地域特性なのでそのまま瓶に閉じ込めるのも一つの考え方ですが、新潟でワイン造りをしているとその高い酸にどうしても違和感を覚えてしまいます。2016年のぺんぎんは亜硫酸無添加による後半のボリューム感と、酸化熟成することで味わいにふくらみを持たせて自分好みの酸バランスに整えています。

 トップにくるのはケルナーの華やかさと酸化熟成ならではの甘やかな香り。口に含むと適度なボリューム感と心地よい酸が喉の奥へと流れていきます。柔らかさに包まれた酸味と華やかさを感じていただきたいワインです。

 ※低温でステンレスタンク熟成をしているためわずかに発泡感がありますが、発酵由来の炭酸ガスですので安心してお召し上がりください。​

容量:750ml

価格:2.700円(税抜)

原料生産地:北海道余市市(契約農園)

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